アフターピル、緊急避妊法をご存知ですか?

性交後72時間以内に服用して避妊するものです。
最寄りの産婦人科(画像のJFPA緊急避妊薬処方産婦人科検索)などに、
早く相談しましょう!

「避妊しない性交をしてしまったが、妊娠は困る」「性交中にコンドームに穴が開いた」などの時、妊娠を避けるために
緊急避妊薬を服用する方法です。

今まだ日本ではその薬は保険がきかず、医療機関によっては15,000円~25,000円など高額ですが、2019年3月の新聞
報道では、有効成分が同じジェネリック(後発医薬品)も発売され価格が安いため、利用しやすくなるのではないかと
いわれています。(病院、クリニックで相談を。)

性交後早く服用すればするほど、その効果は高まるといわれていますので、できるだけ24時間以内に産婦人科を受診
しましょう!

服用後、吐き気・嘔吐(おうと)、下痢、不正性器出血などの副作用がある場合や、3日~3週間で月経のような出血など、
妊娠初期にみられる少量の出血と見分けがつかない場合もあります。服用から3週間後に再度受診するか、
妊娠検査薬で妊娠の有無を確認することをお勧めします。

なお、この薬で避妊が期待できるのはその直前の性行為による妊娠です。服用後にコンドームなどを使用せずに性交
すれば妊娠する可能性があります。次の月経が来るまでは性交しないか、コンドームなどで避妊する必要があります。

性犯罪・性暴力の被害で緊急避妊薬を利用する場合

 犯罪被害給付制度を使えば自己負担なしで処方が受けられます。
ショックでどうしていいか分からないかもしれませんが、どうか冷静になって、早く、最寄りの都道府県の性犯罪被害相談
電話窓口につながる「#8103」をダイヤルするか、各都道府県にある「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ
支援センター」に問い合わせましょう。

 ぎふ性暴力被害者支援センターの電話相談は、24時間ホットラインの058-215-8349へ
同 ワンストップ支援サイトの専用フォームからメール相談やLINE相談ができます。