レインボーぎふ
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レインボーぎふ

マイノリティーの集い
第72回目は 2017年 2月 5日(日) 13:30~16:00
第73回目は 2017年 4月 2日(日) 13:30~16:00

場所 “人間と性”教育文化センター事務所
参加ご希望のかたは、メールまたはFaxでお問い合わせください。
E-mail: ningento@plum.ocn.ne.jp
Fax :058-276-8555

41回~41回~21回~40回1回目~20回目

 活動報告


 72回目の集い 2017年2月5日
様々な国の人たちや様々な性の人たちがいたり、様々な家庭(パパが2人等)があると教えられたりした。いろんな人がいるのが当然。日本でもいろいろな人がいて当然ということを知って、そんな社会に慣れないと。
 新聞記事です。
・名古屋市で同性愛のパートナーが殺害され被害者と同居していた男性が、犯罪被害者遺族として遺族給付金を愛知県公安委員会に申請した。男性の弁護団によると、同性愛者が配偶者として遺族給付金を申請したのは全国初とみられる。
・東京都渋谷区や三重県伊賀市など全国数箇所の区や市で、同性カップルに「結婚に相当する証明書」を発行する条例が成立しているが、受刑者に同性パートナーが面会を求めたが拒否された(LGBT法連合会東京による)など刑事司法分野の取り組みに遅れを指摘する声も上がっている。
・アメリカロサンゼルスでは、50年前からLGBTの支援や権利獲得に取り組んでいる。同市には6万5千人のLGBT高齢者がおり、約7割が一人暮らしという。2007年には、LGBT高齢者向け(自立して生活できる低所得者が対象)のアパート(104室)を作った。プールや談話室、スポーツジムもある。
・サンフランシスコでは、LGBT高齢者を支援するボランティア組織「オープンハウス」がある。60歳以上の一人暮らしを中心に自宅や施設を訪ね、家に閉じこもりがちになるのを防ぎ社会との繋がりを維持する狙いだ。日本の「虹色ダイバーシティ」のスタッフは、日本の公的機関での窓口でもLGBTの高齢者への対応を学ぶなど自治体で安心して相談できる体制を作って欲しいと訴えている。
・全寮制高校に入学した四郎は、同室の男として接してほしいという性同一性障碍(FtM)の未来に恋をしてしまうという、森橋ビンゴ著「この恋と、その未来」の本の紹介。

<情報交流>   
・LGBTの人を社員として雇用している会社がある。経営者から話を聴いた。LGBTだからという理由は問わない。仕事ができれば関係ないことだ。うちへ来る前はいじめに遭っていたそうだ。トイレも更衣室も希望通りだ。社内にはハラスメントを許さない雰囲気がある。トラブルがあれば、原因を探って改善する。上司の指示の仕方を直せばよくなるものだ。誰かが急に出張になると、休みだという人が代わりにやると言ってくれる雰囲気がある会社だ。どんな人も慣れだ。が、障害者がいるといって、会社を辞めていく人もいる。
・トランスジェンダーの薬師実芳さん(FtM)は、アメリカの小学校で過ごす間、誰にもいじめられなかった。日本に戻った時に、男なの?女なの?といじめられたという。薬師さんが過ごしたというアメリカの町には、様々な国の人たちや様々な性の人たちがいたり、様々な家庭(パパが2人等)があると教えられたりした。いろんな人がいるのが当然。日本でもいろいろな人がいて当然ということを知ってそんな社会に早く慣れないと。
・毎年行なわれるLGBT成人式は、今年は2月26日(日)11時から。場所は、名古屋YWCA  名古屋市中区新栄町2-3  栄駅、オアシス21から徒歩5分。
・5月27日(土)~28日(日)池田公園で「NLGR +2017」がある。ステージイベントや無料HIV検査、18のブース巡り、夜はクラブで踊ろう!
・パートナーシップ条例が発行される地域が少しずつ増えているが、同性愛者のパートナーとしての証明書があれば、「病人に会える(病状を聞くことができる)」「財産管理ができる」「相続も受けられる」。証明書がないとできにくい。
倒れる前に話しておきたいことだ。できれば親に話す機会を持つといい。何もないと、家に住めなくなる場合もある。パートナーという公正証書を作る手もある。任意後見・成年後見制度を利用する手もある。
  ・誰でも遺言書を書くといい。遺言書があれば、パートナーが3/4(兄弟姉妹がいない場合)もらえる。法定相続について、パートナーシップ条例の証明書では機能しない。
・男女の夫婦ではローンが組めるが、今の日本では、同性カップルはできない。どちらかの名義でしか組めない。パートナーシップ条例がある地域では、銀行が承諾すれば組める。某ネット保険は、同性愛者のどちらかが亡くなった時もう片方に保険金が入るようになっている。
  ・札幌市で、パートナーシップ条例を作ろうとネットで同意者を募ったらあっという間に大勢の署名が集まったという。委員会は通ったので間もなく市議会も通るだろう。
  
・・・・・・・・・いつものように話はつきません。
*性は全くグラデーションです。みんな、ちがうみんなと生きている。
*MtF=身体の性は男性、心の性は女性GID=性同一性障碍者。ゲイ=男性同性愛者。
レズビアン=女性同性愛者 FtMF=身体の性は女性、心の性は男性か女性か。
FtX=身体の性は女性、心の性はどちらでもなく中性。性的指向=性的に好きになる性
SRS=性適合手術 バイセクシュアル=両性愛者 X=性別が明確でない
 カミ=カミング・アウト=告白
*次回は、4月2日(日)、6月4日(日) です。


 71回目の集い 2016年12月4日
辛かったら学校へ行かなくてもいいという選択があることを
知らせたいな。MtFの子は、「乙女塾」へ行くと、MtFの子ばかり
が普通にいるから安心できる。普通でないといじめられる。
安心できる場所があるといい。
 
新聞記事です。
・LGBTを身近な存在として認め、味方になる「アライ」を増やそうキャンペーンが広がっている。国内の大学で「アライ・ウィーク」が初めて開催されたのは昨年の12月。その後、幾つかの大学で学生たちが呼びかけている。トイレや健康診断、名前の呼び方学生証、卒業証明書などの配慮できている大学は、まだ少ないながらも勧めている大学はある。
・LGBTを支援するNPO法人REBIT(代表薬師実芳)が、LGBTも自分らしく働くためのあり方を当事者と企業が共に考える会「REINNBOW CROSSING TOUKYOUが東京で開かれた。
・憲法13条前段は「すべて国民は、個人として尊重される」と定めていることから、公権力の行使に当たる者として、無関心であることや知識がないことは許されることではない。国会では、LGBT差別解消に関する法律制定に向けて議論が始まっている。
・岐阜市の加納小の5年生の教室で、性的少数者の課題に取り組んだ授業があった。
・ソフトバンクは、社内規定の配偶者の定義に同性パートナーを加えると発表した。
・ラテンポップス界のリッキー・マーティンさんが、芸術家の男性と婚約したと明らかにした。
・千葉市は、LGBTの職員が同性パートナーと同居している場合、法律上の結婚や事実婚のカップルに認めているのと同じ休暇制度を来年1月から利用できるように就業規則を改正する。

<近況報告の交流>   
 今回は、「LGBT」という話題が以前よりいくらか広まっているが、苦しむ子どもがいる学校現場でどれだけの先生が理解しようとしているかということから始まりました。
スタッフ1 LGBTについて子どもたちに話す必要がある。岐阜市でLGBTの子どもがいることが分かり、職員も親も子どもたちもみんなで学習をした小学校がある。教育は大切だ。それを避ける理由の一つに、「性」は「性器」だと結びつけて、学習することを避けている傾向があるのかもしれない。
M1   小2のFtMの子がいる。幼児期から母親が悩んでいた。女の子の服装が好きでプリキュアが好きだった。母親は入学前に女の子として育てようと決心された。また学校にもLGBTについて勉強するよう要請された。学校ではまずこの子のために何ができるか学びたい。明るく元気で、男女とも仲良く遊んでいるが、孤立しているようにも見える。周りの子は、本人の服装や持ち物について何も言わない。
スタッフ1 幼い頃に、自分の性に違和感を持つ子が多い。
F1   子どもの相談を受けているが、人権の感覚に乏しい先生がいると子どもが辛い。 学校のいじめの様子を聞いていると、先生の意識がまだ足りないような気がすることがある。防止するためのいじめアンケートは、先生を守るためにしている気がしなくはない。相談に来るお子さんの中には「先生に言っても言っても聞いてもらえない」という子がいる。
スタッフ1 学校で、みんながLGBTについて学習したというMtFの子も、中学校に入り毎日の生活で困難な事がよくあった。一人ひとり違うから、一つ一つの問題に向き合わなくてはならない。
F2   LGBTについて学習する機会があり、初めて問題を知った。以前は女性は子どもを産んで・・幸せと思った。が、いろいろな子がいる。LGBTの子たちを早くからとらえて対処していくことが必要であり、小学校からの学習が必要だ。思春期を迎える頃、二次性徴の体の変化にも対応がいる。今は、二次性徴を止める薬があるからその間に自分の性を見極め、治療に向かえばいい。
ゲイ  今のところ、精神面も生活面も落ち着いている。少しずつ作業所で働くようになった。
スタッフ2 先日、趣味の歌の発表会や精神的ケアの会のトーク会も聴かせていただいたが、堂々としてとてもすてきだった。
ゲイ  レインボーの会の事も話したね。
スタッフ2 いつも参加されるMtFさんから連絡があり、出がけに問題が発生し参加できなくなり残念とのこと。親さんを介護されてることもあるから。
M2   名古屋や大学のいろいろなLGBTの活動に参加し、大人の人の悩みを聴いている。
    できることを支援していこうと思っている。仕事の関係でもLGBTについて学習したことを発表することになっている。LGBT については、メディアで結構騒がれているが、まだまだ知られていないことが分かった。否定する人の考えも聞いてみたい。LGBTを支援している企業も決まっていて、広がりは少ない。
スタッフ1 小さな会社でも支援している会社もある。
M2   S市には、「アライ」だと言ってレインボーの旗を掲げる店が結構ある。
スタッフ1「あの旗は何?」と会話することからでも広がる。
M2   昨年にかけて各国で同性婚がメディアに上がっている今が「アライ」だということが広がる時期だ。同性婚で祝い金を出すなど、どんどん広がるといい。学習もしてもらいたい。学習しなくて「アライ」だといってもすたるから駄目だ。「LGBT」という言葉を最低限知ってもらいたい。
スタッフ1 「LGBT」について教える前に、みんな一人ひとり違うんだということを話すことが大事だし、それはかけがえのない命を持つ自分という人間が自立することにも繋がる。
スタッフ2 「LGBT」だけでは、他人の話になってしまう。男性女性と言っても、らしさなんて決まっていないしみんな違うのだから、人の生き方を2つに分ける必要がない。更に様々に性があり、みんなそれぞれに違うのが当然。「性はグラデーション」ということ等を子どもたちに伝えている。
M2   大人は、レインボーの会に参加したりお酒を飲んだりして、もやもやを発散できるが、小中学生は辛いだろうなあ。辛かったら学校へ行かなくてもいいという選択があることを知らせたいな。学校の仕組みも変えないと解決は難しい。MtFの子は、「乙女塾」へ行くと、MtFの子ばかりが普通にいるから安心できる。安心できる場所があるといい。普通でないといじめられる。少数派どうしの集まりならいい。「サードプレイス」が必要だ。
ゲイ  「子ども食堂」もサードプレイスだ。
M1 学校でのMtFの子は明るくなっている。母親がとても心配している。
F1   子ども相談の事例を見ていると、子どもが気にしていなくても、母親が一人で心配すると、その気持ちを子どもが受け止め不安になることがある。母親が理解し安定することが必要だ。
・・・・・・・・・いつものように話はつきません。
*性は全くグラデーションです。みんな、ちがうみんなと生きている。
*MtF=身体の性は男性、心の性は女性GID=性同一性障碍者。ゲイ=男性同性愛者。 レズビアン=女性同性愛者 FtMF=身体の性は女性、心の性は男性か女性か。 FtX=身体の性は女性、心の性はどちらでもなく中性。性的指向=性的に好きになる性
SRS=性適合手術 バイセクシュアル=両性愛者 X=性別が明確でない
 カミ=カミング・アウト=告白
*次回は、2月5日(日)、4月2日(日) です。 


 70回目の集い 2016年10月2日
 LGBTの人たちがいつでも立ち寄れるカフェのようなところを岐阜にも作りたい

新聞記事です。
・岐阜県関市では、8月10日性的少数者(LGBT)を尊重し、性の多様性を認める「LGBTフレンドリー宣言」をした。今後、具体的支援を検討していく。
・8月中旬に、岐阜県主催のLGBTへの理解を深めるセミナーがふれあい福寿会館であった。人権に関わりの深い仕事をする市町村職員や教員らが聴講した。講演をした当事者は「相手の心の性別を尊重し話を聴いてくれる大人が増えることが大事」と話した。
・住宅設備最大手のLIXIL(リクシル)は、東京五輪に向けて、LGBTに配慮した公共トイレの設計の助言に乗り出し、普及を目指すという。また、学校や職場などの特性に合ったトイレを提案する方針だ。
・9月中旬名古屋栄で、LGBTの存在をアピールする「虹色まんなかパレード」があり、当事者や賛同者ら300人が思い思いの姿で町を歩いた。「自分に素直に」という看板や「LGBTはあなたのそばにいます」とマイクで呼びかけたりした。
・9月下旬名古屋で、昨年から始まったLGBT関連の映画を紹介する「大須にじいろ映画祭」が始まった。9月初旬の「あいち国際女性映画祭」でもLGBT関連の映画が5本上映された。その他いろいろな映画館で、「キャロル」や「リリーのすべて」「ハンズ・オブ・ラブ」「ハイヒール革命」「ジェンダー・マリアージュ」など上映されている。「ハンズ・オブ・ラブ」は11月26日から名古屋ミッドランドスクエアシネマで上映される。
・8月下旬、インドネシアの憲法裁判所で、同性愛を非合法化する刑法改定の請願が審理された。閣僚らからLGBTを敵視する発言が続出。LGBT活動家から「政府は人権を理解していない」と批判の声が上がっていた。

<近況報告の交流>   
  今回は、最近「LGBT」という話題が以前よりいくらか広まり、理解しようとする人も少しずつだが増えてきた気がするということから始まりました。
F    9月中旬の名古屋栄のLGBTのパレード(300人参加)にも、名古屋のセクシュアル・マイノリティの女の子のグループ「NSM=」やFTMの男の子のグループの「シークレット・ガイズ」なども、イベントに参加していた。
スタッフ 名古屋には、「LGBTの家族と友人をつなぐ会」という支援するところがある。
F    また、「LGBTIQA Mix Dining & Bar“ Queer+s” 」では、関連映画の上映など様々なイベントをしている。「FTM諸事情カフェ」や「レインボー∞とPROUD LIFE」、「レインボー・ホットライン」もいろいろある。
スタッフ 講演会で、LGBTのことを話しても、まだまだ知らない人が多いと感じる。当事者は、13人に1人はいるという調査結果がある。自分たちの周りにいるんだよね。
この地域でも、今も悶々としている人がいると思うと・・・。
新聞にもあったが、トランスジェンダーの子が、学校で男女別のみんなが使用しているトイレに行きにくければと、体育館や4階の離れたトイレを使ってもいいと言われても、自分だけ行くのはちょっと辛い感じがするのじゃないかな。
F    東京やアメリカのカルフォルニアでは、全て個室のトイレにした小学校がある。小さい頃から誰が使っても構わないというトイレに使い慣れていけばいいのかもしれない。
MTF  親をひとりで介護しているが、前回この会で勧められたようにヘルパーさんについて相談してみたら、何らかの支援が受けられそうでよかった。
F    一人では大変だ。今は支援を受けられるのだから利用したほうがいい。 休日に、いろんなイベント会場や研修会に参加し勉強している。仲間にも知らせている。やがて、LGBTの人たちがいつでも立ち寄れるカフェのようなところを岐阜にも作りたい。
スタッフ みんなで作っていけるといい。

・・・・・・・・・いつものように話はつきません。
*性は全くグラデーションです。みんな、ちがうみんなと生きている。
*MtF=身体の性は男性、心の性は女性GID=性同一性障碍者。ゲイ=男性同性愛者。 レズビアン=女性同性愛者 FtMF=身体の性は女性、心の性は男性か女性か。 FtX=身体の性は女性、心の性はどちらでもなく中性。性的指向=性的に好きになる性
SRS=性適合手術 バイセクシュアル=両性愛者 X=性別が明確でない
 カミ=カミング・アウト=告白
*次回は、12月4日(日)、2月5日(日) です。  


 69回目の集い 2016年8月7日
何かにつけて、男を女だと言わないと進んでいかない今の生活が辛い。

<新聞記事より>
・大手企業や議員秘書職等を経て、NPO法人「虹色ダイバーシティ」を設立したレズビアンの村木真紀さん。自ら研修や講演に立ち、分かりやすく話せる若手当事者の育成も始めた。また、性的少数者には、LGBTだけではなく、同性も異性も性的に好きにならない人や自分を男女どちらとも思わないXジェンダーなどいろいろだということも説明している。
・アメリカフロリダ州で、同性愛者が集うナイトクラブで銃乱射事件が発生した。
・ニューヨーク・マンハッタンで、LGBTのパレードが行われた。「LGBTを取り巻く環境は前進したが、差別も残る。皆が平等であることを訴えたい」と。ヒラリー・クリントンもある区間行進に参加した。カリフォルニア州ロスアンゼルスでも同性愛者のパレードが行われた。
・同性婚の法制化から1年。オバマ大統領は、LGBTの権利拡大の出発点になったニューヨークの老舗ゲイバー「ストーンウォールイン」とその周辺を国定史跡に指定した。
・厚生労働省は、職場でのLGBTへの差別的な言動はセクハラに当たることを、男女雇用均等法に基づく事業主向けの「雇用指針」に明記することを決めた。
・「愛知ヤクルト工場」に勤務する会社員が、性同一性障がいを社内での公表を強要され、不当な対応で精神的苦痛を受けたとして、名古屋地裁に提訴する。
・楽天は、社内規定の配偶者の定義を見直し、同性のパートナーを加えると発表した。
・産婦人科医の早乙女智子さんは、年間100人ほどの当事者の診療に当たってきた。見た目が男性として社会生活を送っている当事者は「背広を着て婦人科の待合室にいるだけで肩身の狭い思いをする。」「性別を意識させられるために症状があっても受診したくない」と、我慢した挙句に症状が悪化するケースもあるという。性別が分からないようにする等の配慮をしているうちに、当事者だけでなく他の患者もよく見えるようになり、病院全体がやさしい雰囲気になってきた。
・小学校で「性の多様性」を学習した後、「業だから仕方がない」と思っていたけど「障がいではない。違いを受け入れる」と考えが変わったという児童がいた。

<近況報告の交流>   
最近、当事者の他に支援者も参加されますが、今日はLGBTについて研究している2人の高校生も加わりました。
F1 LGBTの人も、より生きやすい社会になるよう研究している。
F2   身内でLGBTに嫌悪感を持っている人がいるが、その家族が当事者だったらどうするんだろう。学ばないといけない。
ゲイ   昔は、今のようにLGBTについて知れ渡っていない時代だったから、自分は精神的な病に罹り、今も障がい者年金を受けている。最近週に1度仕事に通えるようになった。
MTFの母 娘の学校では、宿泊研修やトイレのことなどでいろいろ問題がある。学校側の意向を強要される。娘の意向を聞いてほしいのだが・・・。高校進学についても・・・。
MTFの父 娘が乙女塾に行って、女装したり、モデルになったりして楽しんできた。何かにつけて、男を女だと言わないと進んでいかない今の生活が辛い。
F3   家族では、LGBTに対して男性が抵抗をもつ傾向にある。親しくしている知人が当事者であれば受け入れられるが、一般としては抵抗をもつ。メディアからのイメージもあるだろう。
M1   パートナーシップ条例などが出てきたので、仕事柄自分にも何ができるか学んでいる。同職で東京のゲイの方が本を書かれたので、読んだ。
F2   トランスジェンダーの人たちだけ用のトイレを作るのはどうなんだろうか?
ゲイ   女子トイレか男子トイレか、誰でも人によって入りたいところは違う。
スタッフ 「みんなのトイレ」もあるが、そこに入りたい人もいれば入りたくない人もいろいろではないか。東京には、私立で全て個室のトイレにしたという小学校がある
スタッフ  愛媛では、「プラウド愛媛」という団体が、ものすごく活動をしている。パンフも作っている。
M1   名古屋でも、8月中にも会合があるし、9/17にパレードがある。 
スタッフ  親しい人なら受け入れられるのなら、だんだん理解できる人が増えていけばいいんだが。 性はグラデーションだから、みんな個性だと受け入れてくれるといい・・。 
ゲイ   だからと言って、安心してカミすると、去っていく人がいる。
M1   東京で、友だちにカミ(カミング・アウト)して、カミされた人が驚いて自分だけで収めきれずに、ラインでばらまいてしまった。カミした人は自殺した。
スタッフ  カミされた人は、それまでの学校で学習していなかった。少しでも学習していれば、動揺も少なかったのではないか。
MTF1  小学生の頃、母の出す女の子らしい服を着ていたが、だんだん着られなくなった。誕生日プレゼントにセーラームーンのような服を買ってくれそうだったが、自分はラジコンや仮面ライダーがほしく、父親が買ってくれた。母に申し訳ないと思う一方、男っぽい自分を見る母の目が怖かった。小学校では男っぽい遊びや服をみんなが受け入れてくれた。赤いランドセルも仲のいい子と交換した。中学校では、ジャージで過ごしていたが、他の小学校から来た子に陰で悪口を言われて、中学校へ行くのが不安になり、居づらくなって不登校に・・・・・。  
MTF2  親の介護で来るのが遅くなったが、2ケ月に1度のこの会が楽しみだ・・・。


・・・・・・・・・いつものように話はつきません。
*性は全くグラデーションです。みんな、ちがうみんなと生きている。
*MtF=身体の性は男性、心の性は女性GID=性同一性障碍者。ゲイ=男性同性愛者。 レズビアン=女性同性愛者 FtMF=身体の性は女性、心の性は男性か女性か。 FtX=身体の性は女性、心の性はどちらでもなく中性。性的指向=性的に好きになる性
SRS=性適合手術 バイセクシュアル=両性愛者 X=性別が明確でない
 カミ=カミング・アウト=告白
*次回は、10月2日(日)、 12月4日(日) です。

<イベントのお知らせ>
・http://www.machitera.net/aichi-kuonji/542/  
・http://www.nishi.or.jp/contents/0003942200040009600583.html
・https://www.evernote.com/l/AVB7OuMc1t1BtYbqbeyg5gmz15h7YPC5w5A
・今年も中部学院大学の大学祭で、LGBT啓発活動を行います。
 日時は10月22日(土)になります。ご来場お待ちしています。



 68回目の集い 2016年6月5日
陰口を言う人もいるが、自分は自分だと思っている。
当事者か当事者外かという感覚でなく、みんな誰もが一人一人ちがって、
グラデーションなんだという気持ちが大事と思う。


新聞記事です。
・中国湖南省長沙の男性カップルが、婚姻届けの受理を求める行政訴訟を起こし、敗訴したが「同性愛をめぐる中国初の訴訟」として国内外の注目を集めた。今後も自由と平等の権利が認められるために活動をしていくそうだ。 
・5/8に、渋谷の代々木公園でLGBTへの理解を求めるイベントが開かれた。5万人の参加、4500人のパレード、ケネディ米国大使もスピーチをした。
・イタリアで同性カップルに男女の夫婦に準じた権利を認める法案が可決された。
・アメリカオバマ政権は、全国の公立学校にトランスジェンダーの生徒本人が望む性別のトイレを使うことを認めるよう通達を出した。この通達に反発をする州がある。 
・韓国で男性カップルが婚姻届の受理がされなかったとして訴訟したが、敗訴した。今後上訴する予定。
・国際人権非政府組織は、日本の学校におけるLGBTの生徒へのいじめに関する報告書を発表した。86%が「学校の先生や生徒がLGBTの人たちに暴言や否定的な言葉を言うのを聞いた」と答えた。教員に研修の義務化などを国に提言する方針だ。 
・企業にLGBTへのセクハラにも対応するよう、厚労省は男女雇用機会均等法に「被害者の性的指向や性自認にかかわらない」と新たに明記する方針だ。 
・文科省は、LGBTの子どもへの理解を深めるため、昨年出した通知を更に具体化し、小中高の教職員向けの手引き書を公表した。「性同一性障がい」だけでなく「同性愛」や「両性愛」も明記。 
・「多様な性のあり方」を学校教育でどう扱うかを考えるシンポジウムが開かれた。「学校でみんなで学ぶ機会をつくることが重要」と。

<近況報告の交流>   
今日は、MtFさんたちや支援者とスタッフらと、伊賀市のパートナーシップ条例の話題から始まりました。
スタッフ 伊賀市が始まった。もうすぐ宝塚市も。体や家族とのこと、仕事場で、医療のことなど様々な相談に対して、受け入れ側の対応はどのようだろうか? 
M1   どの程度の相談か分からないが、受け入れ側も様々な相談を受けながら少しずつ前へ進むのだろう。当事者か当事者外かという感覚でなく、みんな誰もが一人一人ちがってグラデーションなんだという気持ちが大事と思う。自分ができることは何かを考え、これからも理解していきたい。
M2   教育関係でLGBTについての取り組みが活発になるので、自分も勉強していきたい。
MtF1  高齢の親の介護があって大変だけれど、2か月に1度のこの会には必ず参加している。ホルモン投与で女性らしい体になって誰も疑わないのだけれど、親の介護で力がいるので最近腕の筋肉がもりもりついてきて、複雑・・・。
MtF2  この春、職場で異動があり、新しい部署では打ち明けていないが、なんとなく知られている。でも、しっかり女性として見られている。陰口を言う人もいるが、自分は自分だと思っている。
スタッフ さっきも言われたけれど、一人一人違っていろんな人がいる中にLGBTもグラデーションのように一人一人いる。みんなグラデーション。
MtF2  そうだよ。

・・・・・・、・・・・。いつものように話はつきません。

*性は全くグラデーションです。みんな、ちがうみんなと生きている。
*MtF=身体の性は男性、心の性は女性GID=性同一性障碍者。ゲイ=男性同性愛者。レズビアン=女性同性愛者 性的指向=性的に好きになる性 SRS=性適合手術 
バイセクシュアル=両性愛者 X=性別が明確でない

*次回は、8月7日(日)10月2日(日) です。



 67回目の集い 2016年4月7日
    伊賀市のパートナーシップ条例は、全国で3例目。岐阜市ではどうなのか

新聞記事です。
・企業や教育の現場でLGBTの研修会を行う取り組みが広がっている。活動するLGBT支援団体「オンザグラウンドプロジェクト」の代表市川氏によると、月7~8回の研修依頼があり、実施企業は百社を超えている。LGBTを支援するNPO法人「プラウドライフ」の安間氏は、一過性の取り組みで終わらせないことが大切だと訴えている。検定結果が公表された高校教科書の「家庭基礎」や「家庭総合」で、「LGBT」が初めて取り上げられた。性的少数者への理解を訴える記述が増えている。  ・東京弁護士会は性の多様性を考える授業づくりをテーマのした学習会を開き、教育関係者らが参加した。同弁護士会では、性的マイノリティに関する電話法律相談を行っている。(毎月第2と第4木曜日の午後5~7時まで。無料) ・GID(性同一性障害)学会は、心と体の性が一致しない人たちに適切な医療を提供する「認定医」9人を初めて決定した。今後も人材育成を進め、性別適合手術など公的医療保険の適用に繋げる考えだ。 ・パナソニックは就業規則などの社内ルールを変更し、社員の同性婚を認める方針を決めた。  ・三重県伊賀市は、4月から同性カップルをパートナーとして認定する公的書類を発行することを決めた。東京都の渋谷区世田谷区に続く全国で3例目になる!

<近況報告の交流>
今日は、FtMFさんや数人のMtFさんとスタッフらと、伊賀市のパートナーシップ条例の新聞記事に注目し、全国で3例目がなぜ伊賀市なのかという話題から、
岐阜市ではどうなのか、全国のLGBTへの支援団体についてや、LGBTに対する世間の関心の実態、障碍者の思い、子どもやシングルマザーの貧困、若者だけでなくあらゆる世代の非正規雇用の実態、参加者の近況報告等々の話題で、あっという間の2時間半の語り合いになりました。結局、伊賀市の疑問はわからず仕舞い?
・・・・・・、・・・・。
*いつものように話題は尽きなく深い話になりました。性は全くグラデーションです。ちがうみんなと生きている。
*FtM=身体の性は女性、心の性は男性。 MtF=身体の性は男性、心の性は女性GID=性同一性障碍者。ゲイ=男性同性愛者。レズビアン=女性同性愛者 FtMF=身体の性は女性、心の性は男性か女性か。
FtX=身体の性は女性、心の性はどちらでもなく中性。
性的指向=性的に好きになる性 SRS=性適合手術 
バイセクシュアル=両性愛者 X=性別が明確でない

*次回は、6月5日(日) 8月7日(日)です。


 66回目の集い 2016年2月7日

みんな違うんだし、
実際にこのように生まれているんだから、
単なるLGBTなどの区分けでなく、
今をどうしていったらいいかを考えていけばいい。
マイノリティで自殺未遂や自殺する人がいる。
ありのままで生きていけるんだったら自殺しないはずだ。

 新聞記事です。・超党派の国会議員でつくるLGBTに関する課題を考える議員連盟は1月27日の総会で、性的指向や性自認による差別を解消するための法律の制定に向けて、チームを設置した。 ・「LGBT成人式」が今年で5年目を迎え、1~3月までに全国で過去最多の11か所の県で開かれる。東京では、当事者や友人、家族ら180名が参加した。 ・中東などから難民らが押し寄せているドイツ南部のニュルンベルクで2月1日、同性愛者向けの難民滞在施設が国内で初めて開所された。 ・性同一性障碍の当事者としてカミングアウトし、多様性が認められる世の中にしたいと願い、悩みや体験を多くの人に伝えようとしている結城愛さん。
近況報告を交流し合う。
FtX 1  同じようなFtXの人と付き合い始めた。以前、いつも自分が相手に合わせて振る舞うところがありそのうちに辛くなって別れた。今付き合っている人は、ツイッターで知り合った自分と同じようなFtXの人なので互いに理解でき無理に振る舞わなくて済み楽になった。親には無理せずに自分らしくできる。仕事場では、女らしくしないと客から仕事がもらえないと言われて辛い。
MtF 1   レインボーの会の最初から関わっている。皆に理解してもらおうと思い、講演会にも出て話をしている。偶然故郷の母校で話すことになり、出向くと校長が同級生だった。また、地元で話す機会がある。何十年ぶりに同窓会にも行くことになった。都会に出て仕事をし始めた若い頃には、変態扱いやバッシングされて苦しかった。今は昔と比べて暮らしやすい世の中になった。
スタッフ 「百聞は一見に如かず」というように、当事者が話すことはとても理解されやすい。地域や学校、役所の人たちにも随分何度も話してもらった。
M    セクシュアル・マイノリティの人たちにどんな支援ができるか勉強したいと思っている。
F1    学校のマイノリティの子どもたちの役に立ちたいと思っている。
F2    男女のジェンダー意識払拭の活動をしているが、男女だけでなくマイノリティの人たちがいることに気付き、理解したいと思っている。
FtMF  ずっと、女っぽいことに関心がなかった。思春期の頃も男子の服装で男の子といた方が自分らしくできた。親が女らしくしなさいと言わなかったからよかった。性教協のマイノリティの話を聞いたのは、結婚して子どもがいる頃だった。もっと早く聞いていれば人生が変わっていた。環境が変われば自分も変わると思ったが、結婚しても子どもができても自分は変わらなかった。世間に合わせようとしていた。本当は自分らしくした姿を世間が認めてくれるといい。以前の仕事をしていた頃には、男女の役割を決められていたり「女は出しゃばるな」という声があったりする時には、逆に「やったる」という気持ちで向かっていた。その仕事を辞めた今は、自分らしくできて幸せだ。まだまだ男女の役割を頑固に主張する人がいるかと思うと、変えていきたい。そう言われて悩んでいる人もいる。
MtF 2  近所も親戚も認めてくれる雰囲気はない。中高生の時セーラー服を着たかった。保育園時でも丸襟に憧れた。大人になって、やっと自分のことが分かった。最初はボイストレーニングをしていたが、ホルモンを飲むようになったらしなくて済むようになった。
FtM   精神科の紹介でジェンダークリニックへ行っている。親からは言われないが、学校や職場では自分の性に違和感を持っていた。中学校で男子と遊んでいたら女子から悪口を言われ、そのうち男子からもいじめられ、飛び降りをし長い間入院していた。兄弟4人とも男で、自分は女らしく育てられなかった。女の子の気持ちが分からなくてなぜこんなだろうと孤立していた。
FtMF   セクシュアリティの悩みがあったり拒絶されたりしてたけど、せっかく気の合う子といたのをいじめられて辛かったね。
FtM   声がわりの時も辛かった。女子のパートが歌い辛かった。
FtMF   中学の時声が出ないと言ったら先生が男子のパートでいいと言われた。
スタッフ 性同一性障碍者は仕事探しが困る。ハローワークの人も当事者はいるのだからどういう声かけをしたらよいかを学んでほしい。
FtX 1 自分も窓口の人からひどいことを言われた。その後障碍者対応の人と変わったら、良かった。何十年も生きてきてよくこんなことを言うなと思った。
スタッフ 自分も学んでいなかったらどうなのかな。学びは大切だ。
MtF 1  アパートの住人全部にカミングしている。自分の身の回りから理解を求めている。大家さんには最初に言ったら、洗濯物は外に干してはいけないと言われたが、今は干している。「人は人」と思わないと。世間体を気にしていると自分らしく楽に生活できない。焦ってカミング・アウトをして友だちをなくしたこともあるから、タイミングも考えないと。隠して生きるより、カミングした後の方が支援してくれる人もできる。
F1 カミングした方が楽しくなるのかな?
MtF 1 楽になる。
MtF 3 会社で仕事をしているうちに発症して、障害年金者になった。コンビニのレジで「女性」と打ち込まれる。女性風呂へ入った事がある。男風呂へ入ったら「女が入ってきた」と言われた。タオルをあてるし。
MtF 2  岩盤浴へ行ったら、女性用の部屋の鍵を渡されたのでそのまま入った。
F 1 どんなことが希望か。
FtX 1  養子を育てることができるようにしてほしい。自分では産まないが、今つき合っている人と一緒に育てたい。
FtMF  理解を深めてほしい。みんな違うんだし、実際にこのように生まれているんだから、単なるLGBTなどの区分けでなく、今をどうしていったらいいかを考えていけばいい。マイノリティで自殺未遂や自殺する人がいる。ありのままで生きていけるんだったら自殺しないはずだ。
FtX 2 自分が何者か分からなくて。友だちもいない。悩みを先生に話したらレインボーの会を紹介してくれた。でも、悩みを話した後の先生の自分に対する態度が変わった。どうしていいか分からないようだ。今日、自分のようなXという人がいることが分かった。

・・・・・・、・・・・。
*このレインボーの会に参加することによって、少しでも癒される人がいる。いつものように話題は尽きなく深い話になりました。性は全くグラデーションです。ちがうみんなと生きている。
*FtM=身体の性は女性、心の性は男性。 MtF=身体の性は男性、心の性は女性GID=性同一性障碍者。ゲイ=男性同性愛者。レズビアン=女性同性愛者 FtMF=身体の性は女性、心の性は男性か女性か。
FtX=身体の性は女性、心の性はどちらでもなく中性。
性的指向=性的に好きになる性 SRS=性適合手術 
バイセクシュアル=両性愛者 X=性別が明確でない

*次回は、4月3日(日)、6月5日(日) です。



 65回目の集い 2015年12月6日

自分らしくやりたいこととこうあるべきことが近づいていけばいく程、その2つの重なりが大きければ大きい程、生き生きと生きやすい。


新聞記事です。・渋谷区、同性カップルに証明書交付第1号。証明書には法的拘束力はないが、条例は病院や不動産業者に夫婦と同等に扱うように求め、是正勧告に従わない事業者名を公表する規定も盛り込まれている。 ・LGBTの問題はジェンダーや家父長制度、性別役割分業の問題でもあること。また、抑圧と迫害に悩む少数者を受け入れることを拒む多数者にとって、この社会に必要なのは他者と出会うことの喜びを分かち合うことだ・・。 ・性同一性障がい(MtF)の職員が、彼女に女性トイレ使用を認めないことは人格権の侵害で差別だとして経産省に訴訟を起こす。彼女はここ数年間名前も含め女性として仕事をしているが、皮膚疾患などで性別適合手術が受けられないでいる。 ・2013年末までに日本での性別適合手術を受けて戸籍上の性別を変更した人は、性別違和の受診をした人(1万5105人)の2割だ。 ・世界保健機関(WHO)では、生殖機能の喪失を強いるのは人権侵害だとして廃絶を求めている。世界には性適合手術を強いていない国がイギリス等数か国ある。 ・性的少数者の求職者と人手不足に悩む介護業界とを結びつける就労説明会が大阪で開かれる。 ・同性パートナーを死亡保険金の受取人にする保険会社、携帯電話大手各社も「家族割」のサービスを、パートナーの子も家族として認める企業等が増えてきている。 ・同性婚に賛成の人が過半数になったという調査結果。 ・海老名市や岐阜市の職員や岐阜県議が、サイトやヤジで同性愛者を中傷した。

近況報告を交流し合う。
MtF A  母校の生徒に講演をしてきた。なんと校長が同級生だった。当事者の生徒と一緒に給食を食べた。彼は、昨年は引きこもりをしていたが、校長を中心に学校中のいろいろな配慮のお陰で、トイレも他も暮らしやすくなり生き生きと生活できるようになったそうだ。今までの自分がしてきた中で一番心に残る講演だった。この講演が新聞に載り、記事を見て電話をかけてくれる友もいて嬉しかった。苦しむことも多いがいいこともある。世間にどうやって広めていくかと悩んでいたが、少しずつ広めていきたい。健康診断で結果はあまりよくないが、楽しみであるカラオケにも頑張っていきたい。

FtMF  生活や生き方は両性だと思う。性指向は女性。思春期の頃は知識が全くなかった。女性のきれいな人に憧れていたように思う。かっこいい男の子に憧れていたのかも。友だちのようでも気があったら結婚しないといかんと思った。親も喜ぶし、結婚したら女性そのものになるのだと思った。性教協のセクシュアル・マイノリティの話を聞いた時は、既に自分に子どもがいた。世の中にはいろいろな人がいるが、自分は外れているのかな?結婚しなくてもよかったのかもと思った。死を迎える患者さんを看取り、最後まで人としておくってあげられる看護師になりたかった。自分らしくやりたい事とこうあるべき事が近づいていけばいく程、その2つの重なりが大きいほど生き生きと生きやすい。何が自分なのか患者さんと考え合っている。何十年も前に自分の性と真剣に向き合うという性教協の話を聴いてから、今にきている。

スタッフ つぐみの森(不登校の子どもたちの集まり)の高垣忠一郎さん(自己肯定感という言葉を最初に使った人)が、講演会で「あなたは自分の心に従って生きていますか?」と言われドキッとしたことがある。今(FtFMさん)の話を聴いてなるほどと思った。もう年なので私なりにそう思って生きていきたい。

MtF B  何も知らずにきた。自分でピルを飲み始めた。ホルモン注射をしたらいっきに女性化した。4年間ほど親の介護をしている。薬を飲ませるのに10分から1時間以上かかる時もある。朝、背骨マッサージをしてからトイレに連れて行くので、筋肉もついてきた。    

MtFの親 2才の頃から女の子と分かっていたので女の子として育ててきた。可愛いものを欲しがっても拒否せず思うようにさせた。小学校ではいじめられるかもしれないよと言いながらしたいように、中学校になると周囲の子がおかしいと言いだし、その頃から自分の行動をセーブし始めた。子どもセンターを通して性教協を知り、学校でのトイレ等のいろいろな問題を乗り越えてきた。今まで頑張り続けてきたけれど、中2の水泳学習で問題が出てからは、修学旅行や体育祭への参加など対応する内に何だか疲れてきた。やりたくないものはやらなくていいと思うようになってきた。 

スタッフ1 一休みの時期かもしれないね。

MtF C  自宅から車で3時間かかる。1年余り振りの参加だ。ホルモン投与3年。体にあまり執着はないが、昨年性器除去した。若い頃には手術の機会がなかったが、やってよかったと思う。効果が薄れないように注射を10日に1度することになっているが忘れることもある。自分のことを親と一部の友人と会社の上司は知っている。以前髪の毛を切れと会社から言われたが、抗議すると許可が出た。会社では女性としては働いていない。病院でも。最初はお化粧をしていたけれど今はしない。ありのままだ。指向は女性。服をコーディネートしたりして助けてくれる女友だちがいる。

MtF A  一般の人は偏見をもっている。最初から「なんでそうなの?」「女物のパンツをはいているのか?」等ひどい言葉を散々言われる。

FtX 性自認が中性だ。女性にも男性にも性同一性障がい者にも好意をもつ。今は女性のパートナーがいる。生きづらかった。幼稚園でも低学年の時にも死にたいと思った。小3で発達障害と診断された。コミュニケーションが取りづらいと言われた。生きづらさは発達障碍だからだと思っていた。小学生の時から弟が羨ましかった。漠然と男になりたかった。ある時、同性愛のことを知り自分は同性愛かなと思った。トランスジェンダーかなとも。中性かなとも。今は女性だが、男性として生きたいと思う。就活のスカートが嫌だ。発達障碍もあり就職が難しい。二重苦、三重苦だ。男性として生きられないのが苦しい。
参加者 障がいがあるように見えない。

FtMF  制服もなく、男として女として意識しなくて済むような枠のない仕事につけるといい。

FtX   小学校の修学旅行では、パニックが出るかもしれないからと母について行ってもらわなくては困ると言われた。自分の班に先生がついていたので、同級生に楽しくないと言われた。

FtMF  子どもに寄り添っていればパニックは起きない。学校側は、寄り添うより〇〇すべき等と押し付けるからパニックを起こすんだ。

FtX   修学旅行に行かないという選択があったんだ。そうすれば楽だったかも。

MtF C  高校で友がいなかったから辛かった。先生から「ああしろ、こうしろ」とよく言われた。
・・・・。

*今日は学校時代の話題が多かったです。誰もが生きやすい学校や社会にしたいです。今日も話題が尽きなく深い話になりました。性はグラデーションです。
*FtM=身体の性は女性、心の性は男性。 MtF=身体の性は男性、心の性は女性GID=性同一性障碍者。Gゲイ=男性同性愛者。Lレズビアン=女性同性愛者 性的指向=性的に好きになる性 SRS=性適合手術 
Bバイセクシュアル=両性愛者 X=性別が明確でない

*次回は、2月7日(日) 、4月3日(日)です。        
 


64回目の集い 2015年10月4日
お互いに言い合わないから、周りにマイノリティはいないと
思ってたけれど、結構いるんだと思うようになった。
話せてよかった。分かってくれる人がいてよかった。
 

新聞記事からです。同姓婚について英・仏・米が全州に渡って認めているが、日本の法制化はまだ。渋谷区をはじめとして数区が人権尊重を盛り込んだ条例を施行し始めている。全国の同性愛者455人は、弁護士会に人権救済を申し立てた。
・厚労省の研究事業としてのネットでの調査に、全国の11才~71才の同性愛者・両性愛者2万人から回答を得た。10代の44%がいじめを受け、23%が不登校の経験をしている。同性愛についての小中高での学習経験は2005年より増えている。よりそいホットラインは(24時間無料 0120・279・338)。
・性的少数者への支援として、オークローマンマーケティングは、同性カップルの社員に結婚祝い金を出す制度を始めた。・サンフランシスコのミラロマ小学校は男女別トイレを廃止し、数年内に全て男女共用のトイレにすることに着手した。
・同性カップルを家族として認めるという法制化できるまでに、どちらかが病院に担ぎ込まれた時のために「医療における意思表示書」を作ったり、遺産を贈与できるように遺言を書いたり、養子縁組をしたりしているカップルがいる。詳細は(http://purple-hands.net/)。

近況報告を交流し合う。
MtF A  首のけがを隠すためと髪を伸ばしているが、それからずいぶん月日が経ち家族に対して髪を伸ばす理由がなくなってきた。中学時代は丸刈りだったから嫌だった。自分は男の子なのにセーラー服に憧れていたからなんで憧れるんだろうと不思議だった。皆と自分は違うなとも。昔は情報がないから、いったい自分は何なんだろうと思ってた。20才位の時にコスプレで女の子になる機会があって嬉しくてはまった。周りの人も似合うと言ってくれた。カルーセル麻紀くらいしか知らなくて自分に似ているなあと思っていた。30歳くらいからピルを飲みだした。ピルが貰える産婦人科があり胸が出てきたし腰の骨格も変わり始めた。ホルモン剤を投与したら胸がもっと大きくなり女性らしい体になった。20歳の頃、女子トイレにいくのが不安だった時、イベント会場で案内されたのが女子トイレだったから安心して行けるようになった。
FtX   子どもの頃、女の子のアニメが好きで、女の子と遊んでいた。小学校の頃は男である弟が羨ましかった。中学校では漠然と男になりたかった。制服がスカートだったから嫌だった。体操服のジャージも男女で色が違うから漠然と嫌だった。初恋は女の子も男の子も好きになり、両性愛かと思った。制服はブレザーに憧れた。コスプレで男装していた。成人してFtXもいると知って自分もそうなのかもと思った。FtXの友だちと仲良くしていた。どちらかと言うと女の子が好き。母は理解してくれて、何でも言える。父は理解できないようだ。はるな愛とか・・と言うことは言うが、いつ結婚するんだとも言う。・・。
MtF A  家族に言えるなんて、いい時代になった。
FtX   男の子のままでいたい。大人の女性・男性になりたくない。どちらかというと男性かな・・。
MtF A  家でも近所でも女性として生活できないからスカートは持っていないけど、女性用のジーンズをはいてるし、下シャツも女性用だ。 
FtX   胸がなければいい。手術したいと思ってる。スカートよりパンツがいいし、就活用の服もメンズスーツがいい。
お互いに言い合わないから周りにマイノリティはいないと思ってたけれど、結構いるんだと思うようになった。話せてよかった。分かってくれる人がいてよかった。
スタッフ1 いいよ、いいよ。人それぞれみんな違うことは自然だし、いろいろな人がいるのも自然だし、男性か女性か揺れてもいいし。以前来ていた人が「ありのままの自分でいいんだよ、自分の思いのままでいい・・」といつもみんなに言ってくれていたよ。
・・・・・・、・・・・。
*今日は参加者が少なかったのですが、話題は尽きなく深い話になりました。  性は実に複雑なものです。
*FtM=身体の性は女性、心の性は男性。 MtF=身体の性は男性、心の性は女性GID=性同一性障碍者。ゲイ=男性同性愛者。レズビアン=女性同性愛者 性的指向=性的に好きになる性 SRS=性適合手術 
バイセクシュアル=両性愛者 X=性別・性自認が流動的?

*次回は、12月6日(日)、2月7日(日) です。



63回目の集い 2015年8月2日

お母さんがありのままを認めてそれを受け入れたことが素晴らしい。
生物学的の性別を押し付けなかった。


今回もLGBTについての新聞記事が多量でした。アメリカで州によって判断が異なる同性婚を、連邦最高裁は全米で認めるという判決を出した。世界各地でLGBTパレードが行われ、アメリカ各地のパレード、トルコでは数万人集まったが強制解散させられ、韓国では16回目のLGBT祭典が3週間にわたり行われ最終日に3万人のパレードがあった。中国でも女性活動家が同性結婚式を挙げた。日本でも同性婚の法制化を勧告するよう455人が日弁連に申し立てた。ローマ・カトリック教会の法王が市民との対話集会にLGBTの団体の代表を招待した。インドで差別されているトランスジェンダーのこと、等でした。
*同性婚問題・・戦前女性の意志が尊重されない家父長制度から、女性の地位を解放しようとした日本国憲法の草案執筆を担当したメンバーの一人であるベアテ・シロタ・ゴードンが憲法24条に「両性の合意のみ・・」とした。その「両性」の言葉も同性婚成立の障害の一つになっているのか・・、それは単なるいい訳であって・・。

今日も近況報告を交流し合う。
L1   世間にはカミング・アウトはできない。目立つことが嫌だ。同性婚が認められれば養子縁組も増えて、むしろ増子化になると思う。auがパートナー割を作った。もっと進むといい。

L2   父の暴力もあって、男はイヤという思いがある。はっきり自覚する訳ではないが、男っぽい女性に惹かれるところはある。男女であっても同性であっても結婚は必要だろうか?

スタッフ 制度として結婚を考えると、国家を保つための家族制度(家父長制)の復活を望む人がいる。

L1   現在の婚姻制度があるならその権利が認められメリットを使える方がいい。遺族年金がある。扶養家族としても・・。

スタッフ 一方で何のために、いつからのためかなど考えていく必要がある。

MtFの母うちの子は2歳の頃から女っぽいと感じていた。3歳の時、保育士から男の子がそんな服を着ていたらおかしいと言われた。保護者懇談会にも隠さずに「うちの子は男だけれど女の子だ」と正直に言っていた。いじめに遭ったら心配だと思っていたが、学校やスタッフに助けられた。ケース会議を行い配慮してもらった。中1の時の宿泊研修では、とても楽しみにしていたのにみんなと一緒に泊まれないことになり子どもは・・。中2の宿泊研修では、部屋での寝る場所決めについて子どもが納得せず、レインボーのスタッフに相談し「決めるのは親でも教師でもなく本人だ」とのアドバイスで、子どもたちのグループに任せることになった。子どもたちはじゃんけんで決め、結局友人の間で寝ることになって解決した。将来は手術をしたいと思っている。ホルモン治療をしている。今は女の子の友人と遊んでいる。

スタッフ 以前相談を受け、教員へのレクチャーをしたが、すぐにはなかなか理解されることは難しい。

L1   お母さんがありのままを認めてそれを受け入れたことが素晴らしい。生物学的の性別を押し付けなかった。
MtF  女性として強い女性が好き。自分の思春期にはこんなに性的マイノリティについて話題にならない時代だったので、ずっと言わないできた。30代でピルを開始し今はホルモン注射をしている。家族にはカミング・アウトをしていない。今は家族介護で大変だ。

G   2~3週間前に胆石の手術をし、実父も亡くした。いろいろ相次いで受難。パートナーはいるが、結婚は意識しない。大学の時に精神疾患発症、障害年金受給中だ。

L3  パートナーと5年付き合っている。ただ一緒にいたいと思うだけだが、権利的なことも調べたいと思う。現在パートナーは様々な悩みを持ってうつを発症している。彼女を守りたいと思う。その頼みの綱になるのではと考えることもある。   

L1  困難な人の傍にいるのは辛いが、自己犠牲的に尽くしても自分がすり減ってしまう場合もある。うつは病気なので治療が必要。本人の選択を尊重しながら見守ってはどうか。

G 社会資源を活用するのも一つ。長引く場合は障害年金をもらって生活していくことも考えては?

F1  同性婚は賛成だ。仮に自分の子どもの相手が同性だからと親に言えないでは自分こそが寂しい。どちらにしても祝ってあげたい。テレビなどでセクシュアル・マイノリティの人が多く取り上げられることで、世の中の人の認知度を上げてくれることはいいと思う。

スタッフ 多様な人がいて当たり前という感覚になるといい。

F2  高校時代は国際科という環境に属していた。セクシュアル・マイノリティはその人の1つのパーツに過ぎなく全てではない。同性婚も選択肢がないと始まらないので賛成だ。 

スタッフ 世界でも日本でも世の中は確実に動いていることを、心に刻みつけておこう。

* FtM=身体の性は女性、心の性は男性。MtF=身体の性は男性、心の性は女性。GID=性同一性障碍者。ゲイG=男性同性愛者。レズビアンL=女性同性愛者
  性的指向=性的に好きになる性 SRS=性適合手術 バイセクシュアル=両性愛者 X=性別が明確でない F=女性 M=男性

* 次回は、10月4日(日)12月6日(日) です。          



62回目の集い 2015年6月7日

どういう人なんだと詮索せずそっとしておいてほしい。
性はグラデーションだ。自分を拒否してもいない。
こういう自分だと肯定している。
いろいろな人間がいていいと思って生きていきたい。

「性同一性障碍児者への配慮を」と文科省から全国の都道府県教委への通知やアイルランドやルクセンブルク等世界各国の同性婚について、ろうあ者の同性愛者、性同一性障碍者への配慮で印鑑証明書の性別欄をなくした自治体が全国で183ケ所、戸籍の性別に違和感を持ち自認する性で仕事をしている人にとって性別記載のマイナンバーカードは普段と異なる性が知られてしまう、日本弁護士連合会に同性婚法制化の申し立て等、今回もLGBTについての新聞記事が多量で6社から20余りの記事がありました。

今日も近況報告を交流し合う。
MtF A 近所には目上の人が多く、家族も高齢なので自分のことを内緒にしている。

X    性教協には以前から入っている。自分はFtMかもしれない。男の子とばかり遊ぶのが好きだった。周りはサッカー部の男子がかっこいいと言っていたけれど自分は思わなかった。女子高へ行ったが、制服は着るものだと思っていた。昔はLGBTの情報はなかったし。学校へ行くとすぐに体操服に着替えると心が落ち着いた。昔は男・女はこういうものという時代なので、いつかは結婚して親に孫を見せてあげたいと思っていたので、結婚したが円満離婚した。成人式にも和服は着たくなかった。妻・母の立場も嫌だった。離婚したら自分を取り戻したかのようになった。
 今つき合っている彼女は男大嫌いの人。自分は男になりたいと思わないし、女らしい女になりたいとも思っていない。どういう人なんだと詮索せずそっとしておいてほしい。性はグラデーションだ。自分を拒否してもいない。こういう自分だと肯定している。いろいろな人間がいていいと思って生きていきたい。

L    高校の頃、性について悩んだ。男性と付き合ってもうまくいかない。女性と付き合ったらうまくいった。母に言うと思春期のものだと言われて、それ以後話さなくなった。悩んでいたら、話を聴いてくれたのが今の彼女だ。性の問題は触れてほしくないことだと思っていたが、マイノリティの人も生きやすくするためには法的に守られないといけない、だから勉強しようと思った。同性婚の賛否意見を聞きたい。「結婚はまだですか?」と言われたくない。

スタッフ1 言われたことない?

MtF A  よく言われた。女の子と付き合っても結婚したいと言い出さないから、別れた。セックスしても気持ちよくなかった。

X    今の子は、お母さんにみんなと違う自分のことを少しでも言えるが、私は言えない。でも、母にスカートをはきなさいとか女らしくしなさいと言われなかったから良かった。自分には子どもがいるけれど自立しているから、私のことを分かってくれると思う。

L   ネットから情報が入る。コスプレにも興味がある。性を超えた話題がある。二次元の話と現実を混同しているんじゃないかとも言われる。「セクマイ」のジャンルで男装して人気をとっている人もいる。軽く考えている人もいる。

スタッフ1 女装する人の中には性同一性障碍ではなく趣味だという人もいるが、何年かたって、性同一性障碍だと言い出す人もいる。心はいろいろ揺れる。いろいろだ。
男女のトイレでなく、みんな個室にすればいい。社会の中で、振り分けられるのは苦痛だ。
スタッフ1 性別二分法は間違いだ。内閣府の指針にもちゃんと書いてある。

X    昔からマイノリティはいたのだったら、今の時代にいてよかった。子どもの頃は分からなくて自分の性の原因を見つけたかったが、30代になって生まれつきなもので個性として備わっているんだと知って安心した。分からないまま無理なことをして年を取らなくてよかった。

スタッフ2 マイノリティの石川大我さんのラジオ番組に投稿した80代の男性が、MtFなんだが今まで誰にも話さず生きてきた。子どもも孫もいるのでこのまま死ぬまで誰にも言わないで生きていく。皆さんは頑張ってくださいという内容だった。聴いていて辛かった。

X   自分も若い頃はネットがないから苦しんだ。

L   自分はネットで知っているから自分はこうなのかもと思っていた。

* 現代は、情報が入るいい時代になりました。同じ親から生まれても同じ人はいません。一人ひとり皆違います。性は全くグラデーションですね。
* FtM=身体の性は女性、心の性は男性。MtF=身体の性は男性、心の性は女性。GID=性同一性障碍者。ゲイG=男性同性愛者。レズビアンL=女性同性愛者
  性的指向=性的に好きになる性 SRS=性適合手術 バイセクシュアル=両性愛者 X=性別が明確でない
* 次回は、8月2日(日)  10月4日(日)です。  



61回目の集い 2015年4月5日

二人が知り合ったきっかけがどんなであろうと、今2人が喋り合って 互いに元気が出し合える仲なら、別にいいのだと思った。 

今回は、多量の新聞記事です。
・2/8英国の化粧品会社の日本法人「ラッシュジャパン」は、正社員が同性をパートナーとして届け出れば「配偶者」として見なし、祝い金や慶事休暇、パートナーの親の介護等を保証するとした。
・2/11マレーシアの野党指導者元副首相が「同性愛」で有罪判決。支持者1000人が抗議。
・2/12東京都渋谷区は、同性カップルを「結婚に相当する関係」と認め、証明書を発行する条例案を3月区議会に提出することを決めた。アパート入居や病院での面会を、証明書を持つ同性カップルも夫婦と同等に扱われるよう区民や事業者に協力を求める。これまでは家族ではないとして断られるケースが問題に・・。男女平等や多様性の尊重をうたった上で「パートナーシップ証明」を定めた条項を明記。
・2/23「パートナー証明書」があっても、年金や健康保険など法的補償は、まだまだ解決する必要がある・・。
・2/27・28 薬師実芳さんが始めたLGBT成人式(第4回)が東京都内で開かれ300人が参加し、ありのままの自分を祝った。今年は、岩手、愛知、など8都道府県でもLGBTの成人式が行われる。
・3/2 愛知のLGBT成人式は南山高校で開催され、160人が参加した。
・3/3文科省が性的少数者への対応の必要性を明記した文書を学校や教育委員会向けにまとめた。性的少数者の6割が学校時代にいじめに遭い、3割が自殺を考えたという。全ての教職員が正しい知識と対応を身につけられるよう学校現場の研修を急ぐべきだ。
・3/5ベトナムでは同性婚を禁止する規定が撤廃され、今年から同性婚の結婚式が公然とあげられるようになった。3/6京都の春光院では、5年前から同性婚の結婚式を仏式で行っている。
・3/18性的少数者への差別解消を目指す超党派の国会議員連盟が「LGBTに関する課題を考える議員連盟」の設立総会を開いた。差別解消案の検討を始めたが、保守系議員は同性婚は家族の形が変わると警戒感を抱き、自民党議員の「同性愛は公序良俗に反する」「証明書があっても嫌だと言う権利もある」という発言もあったという。
・3/22性同一性障碍(GID)の専門知識を持つ医師を養成するためGID学会が専門医の認定制度を創設する。医療の質を高めトラブルを防ぎ、適合手術の保険適用を目指す。
・3/25同性婚をしている国連事務職員の待遇を改善する方針を示した(賛成80ケ国)国連に、ロシアなど43ケ国がその方針の撤回を求めたが、反対多数で否決された。
・4/3名古屋市議選で、MTFの安間優希氏が女性として中区選挙区に立候補した。選挙管理委員会は女性として受理した。(9人中3人合格の激戦区)

新聞記事を読みながらいろいろ語り合い、今日も近況報告を交流し合う。
MtF A  自分がMTFと思っていても女性と恋愛し始めてから、女性装への思いが減少してきた。彼女のかわいい服装を見るだけで満足だ。女性になりたいと言う思いが無くなってきた。子どもの頃、おっぱいがほしいと思っていたことは確かだ。
MtF B  自分は女性の服装をして妻とデートする。自分の性器を傷つけることは妻も知っている。
MtF C  純愛的な幻想とアダルトビデオの幻想が重なって、現実の楽しみ方を知った。と言うより、性の楽しみ方は、人それぞれだ。マニュアルなんてない。決まっていない。二人で話し合って作っていくものだと知った。
MtF B 妻とは、自分がMTFとして了承してくれて結婚した。服も女性用だ。
MtF A  ドレスアップして可愛い女の子になった写真を見ると、嬉しい。また、そうしたい。
MtF C  二人が知り合ったきっかけがどんなであろうと、今2人が喋り合って互いに元気が出し合える仲なら、別にいいのだと思った。
MtF B  体は脳梗塞。転ばないように気を付けている。デイサービスでリハビリをしている。
ゲイ   渋谷区の「パートナーシップ証明」条例はよかった。岐阜にも早く広がってこないかな。法律の結婚の項目に「両性の合意が必要」とあるが、ゲイには当てはまらないが・・。
スタッフ 法律の「両性の合意」とある両性は当の2人のことだ。家族親戚が本人たちの意思を尊重せずに結婚させることがあったという時代の2人ということなので、両性とあるが同性でも憲法に合っていると思う。  
ゲイ   ロリコンと言われる性愛の中には、権力者の男の少年愛がある。弁慶と牛若丸、鞍馬天狗と・・。
     自分は、恋人とはちょっと距離をおいてつき合っている。
スタッフ 結婚制度をなくしてしまった方がすっきりする。パートナーシップ制でいいのではないかな。ただ、男女平等が実現していないと女性は困るが。
スタッフ 新聞で、文科省や教育委員会などが性的少数者について現場へいろいろ文書を配布している。管理的な指示は広まりやすいが、人権的な内容については、学校現場によって広まりにくい面がある。教育委員会も校長も重く受け止めて職員を教育してほしい。
ゲイ   なぜ「おかま」という言葉が消えないのだろう。文科省や放送用語等の「使っていけない言葉」の中に入っていないのだろうか。
スタッフ インドでは、子どもが親に黙って結婚すると「村の恥」と言われ、親が子どもを殺さなくてはならない地方がある。国では禁じられているのに。村では昔からの習慣だ。やはり教育が大事だ。自分の頭で考えることが大切なのに、何も考えないで言われたことをそのままやると言うのはおかしい。一部の人間の言うことを聞いていればいいと言う社会になる。残業代0は対象が高収入者と言っているが、そのうちに対象者が広がって、いつの間にか一部の人間が高収入で、後は言うことを聞いていればいいという社会になりかねない・・。 

* 今日も話題は尽きなく、深い話になりました。性は複雑なものです。
* FtM=身体の性は女性、心の性は男性。 MtF=身体の性は男性、心の性は女性。GID=性同一性障碍者。ゲイ=男性同性愛者。レズビアン=女性同性愛者
  性的指向=性的に好きになる性 SRS=性適合手術 バイセクシュアル=両性愛者 X=性別が明確でない
* 次回は、6月7日(日)、8月2日(日) です。



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