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 岐阜県“人間と性”教育研究協議会 (岐阜性教協)
たまゆら2018年11月号巻頭言

見上げてごらん夜の星を

 これからは、一年中でもっとも星空がきれいな季節になります。皆さんは、最近夜空を眺めたことがありますか?
小学校低学年の時、星を見るのが好きで、宇宙や星座の本をたくさん読みました。地球に似た惑星があること・・・もしかしたら宇宙人はいる?(我々もある意味宇宙人なのですが)。オリオン座の赤い星ベテルギウスまでの距離は約640光年・・・すると今見ているベテルギウスの輝きは640年前の足利尊氏や義満の室町時代の光を見ていることになります。ちょっと不思議な感じがします。もっと遠い星もありますが、一番近い恒星でも4光年の距離と言われています。そして宇宙の果ては、どうなっているのか?考えると眠れなくなってしまいます。
 とにかく星を見ると、宇宙の壮大さにいろいろな思いを馳せ、わくわくしたことを覚えています。小学校の卒業文集には、将来の夢・・・「宇宙飛行士になること」と書きました。
 でも・・・現実は厳しいですね。大人になってからは、辛い時や落ち込んだ時に星空を眺めるようになりました。そうすると・・・小学生の頃のことを思い出し、壮大な宇宙の中では自分の悩みや問題はちっぽけなものに思えて、また前へ進む勇気が湧いてきます。もちろん純粋に星空の素晴らしさを感じるために、夜空を眺めることができれば一番良いのですが・・・。

 情報化社会の現在、自分が子どもの頃と比べて、時間の進み方が速くなってきました。書類なども郵送で数日かけて送っていたのが、インターネットの普及により電子メールで瞬時に送ることができるようになりました。周りの環境はどんどん進化していくのですが、人間自体はそんなに進化していません。そのため、時間に追われるようになり常に忙しくしているようになってきました。ある意味、皆なんらかのストレスを抱えて生活しているように思えます。そんな時に、たまには少し足を止めて、顔を上げて冬の夜空をゆったり眺めてみると・・・気持ちも落ち着き、少し前へ進めるかもしれません。
 いろいろ嫌なニュースも多いですが・・・「みんなにやさしい社会」を作り上げていければいいですね。