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 岐阜県“人間と性”教育研究協議会 (岐阜性教協)
たまゆら2017年11月号巻頭言

「リアル版 浦島太郎」

 10月1日から仕事に復帰した。朝、1時間の部分休業をもらうので余裕があるかと思いきや、1日があっという間で、毎日、1日中、全力疾走。子どもを寝かしつけるよりも先に自分が寝落ちしている。24時間では時間が足りない。
 特に双子を保育園に連れて行く&出勤する頃が、一番慌てているのだが、3歳になったばかりののんびり息子に「おんま(韓国語でお母さんの意味)、落ち着いて」娘に「おんま、大丈夫だよ」と声かけされた時には、思わず吹き出した。
 今でこそ、部分休業、時短などの勤務形態ができたが、それがない時代に、育児と仕事の両立をされていた方々は、どうやって時間のやりくりをされていたのか・・・。双子がうまれる前にも、子育てしながら仕事していたのだが、はて?どうやって、やってきていたのか。
 3年ぶりの仕事だが、長く離れていた気はしないのに、事務的なシステムも、生徒も職員も想像以上に大きく変わっていて、復帰初日は以前なら1時間で終わった仕事に半日かかった。その後も一事が万事、時間がかかり、自分の仕事のできなさになさけなくなった。
 復帰1~2週目は子ども発熱で早退・欠席。3週目は自分が入院で欠席。
 ほとんど出勤できていないにもかかわらず3週目末が給料日。私は複数配置の学校に勤務しているので、自分ができない分の仕事は、自動的にもう一人の先生に負担がいく。そんなこんなで、我ながら本当に給料泥棒だなぁと思った。(実際は、部分休業分の給料はカットされているので、そんなことを思う必要はないのだが。)
 復帰前には、「復帰してもプライベートは楽しむぞ」「転職めざして準備するぞ」と意気込んでいたものの、時間も体力も追いついていかない。本業の仕事すらままならない現実。今の給料をこえる収入をめざすことの難しさを目の当たりにし、只今絶讃、自信喪失中だ。
 まさにリアル版浦島太郎。浦島太郎の物語は、玉手箱を開けてその煙でおじいさんになっておしまい。周りに暮らす人が替わり、文化が替わり、ライフスタイルが替わり・・・でも、本人の意識だけは以前のまま。その後のおじいさんはどうやって暮らしていったのだろう。
 自分が人生の中で一番大切にしたいものは、何なのだろう?
それを見つめ直し、生活習慣・生活意識の断捨離が必要なのかもしれないと思う今日この頃である。